歴史的な社寺が点在する関東の古都、神奈川県鎌倉市。
800年以上の昔、この地に鎌倉幕府が創建され武家社会が幕を開けた。
戦乱や飢饉などの不安に満ちた歴史の転換期に庶民が救いを求め尊んだのは、念仏信仰だった。
今回は、念仏の心が息づく鎌倉の2つの古刹を紹介する。
観光地として賑わう鎌倉市・長谷。
門前町を通り過ぎた先にある長谷寺は、絶景を臨む場所にあることから「鎌倉の西方浄土」と呼ばれている。
番組では、本尊・十一面観音菩薩に秘められた長谷寺創建の伝説にはじまり、
かつての人々が求めた極楽浄土や武士にとっての念仏信仰などの幅広い観点から、
阿弥陀如来に救いを求めた人々の背景をたどる。
また、念仏道場としての歴史を持つ光明寺を訪ねる。
いまに残された西方浄土の世界を示す寺宝の数々が伝える、戦いの時代を生きた人々にとっての念仏信仰とは?
さらに、500年以上続く光明寺最大の法要「十夜法要」が受け継ぐ仏の教えについて読み解く。
ナレーション:近藤サト
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